広報よこはま 金沢区版 令和6年8月号 NO.322 海水からの塩作り体験&「塩の道」を歩く  金沢区では、鎌倉時代から塩づくりが盛んに行われていました。  そんな金沢区の文化や歴史を体験し、小・中学生の皆さんにもっと金沢区を好きになってもらうため、塩づくりに関連する2つのイベントを開催します! 第1回 海水からの塩づくり体験 昔ながらの「揚(あ)げ浜式」を体験後に海水から塩を作ります。 開催日時 9月29日(日)9時15分〜12時30分      (雨天の場合10月6日(日)に延期) 場  所 海の公園砂浜(バーベキュー場側)      金沢シーサイドライン「海の公園南口」駅下車 第2回 「塩の道」をあるく 塩づくりの歴史を学びながら、塩の運搬に使われていた朝夷奈切通(あさいなきりどおし)を歩きます。 開催日時 10月13日(日)9時15分〜13時 ※雨天中止 コース 金沢地区センター大会議室集合〜京急「金沢八景」駅〜(バス)〜朝夷奈切通〜鎌倉「光触寺(こうそくじ)」(塩嘗地蔵(しおなめじぞう))〜十二所神社(じゅうにそじんじゃ)(現地解散) 第1回、第2回ともに 対象・定員:区内在住、在学の小・中学生/各回50人抽選 ※両回申込みの人優先 費用:無料(「“塩の道”を歩く」のバス代は各自負担) 持ち物:飲み物、タオル、帽子 申込み:8月30日(金)までに右記二次元コードから住所・氏名(フリガナ)、電話、学年、保護者氏名(小学生のみ保護者同伴必須)、参加回を回答してください。 問合せ:区民活動支援担当(6階601) 電話:788-7805 ファックス:788-1937 金澤歴史万華鏡 県立金沢文庫へのいざない 第六十五回 中世鎌倉にひろがる喫茶文化 県立金沢文庫 学芸員 貫井 裕恵(ぬくい ひろえ)  日本文化を代表する「茶の湯」。その成立以前より人びとは、茶を日常的に愛飲し、生活の楽しみとしていました。  下の写真は、金沢貞顕(かねさわさだあき)が六波羅探題を務めていた息子の貞将(さだゆき)に宛てた手紙です。この中に見える「から(唐)物茶のはやり候事、なをいよゝゝまさ(勝)りて候」という一節は、唐物(中国からの舶来品やそれに類する文物)と喫茶(宋式喫茶)が、当時の鎌倉で流行していたことをうかがわせます。  鎌倉時代、中国の先進的文化に憧れを抱いていた鎌倉の人びとは、こぞって貿易船を派遣し、舶載された唐物を求め、喫茶の習慣を取り入れつつありました。こうした風潮が、南北朝時代における唐物趣味の茶会の隆盛につながっていったのかもしれません。 特別展「茶の湯以前―中世鎌倉の茶―」 日時:7月26日(金)〜9月23日(休・月) 費用:一般500円(400円)、20歳未満・学生400円(300円)、65歳以上200円(100円)、高校生100円、中学生以下、障害者は無料 ※()内は20人以上の団体料金 休館日:毎週月曜日(ただし8月12日、9月16日・23日は開館)、8月13日(火)、9月17日(火) 問合せ:県立金沢文庫(金沢町142) 電話:701-9069 ファックス:788-1060 特殊詐欺に気をつけて!!  区内では特殊詐欺が依然として多く発生しており、前兆となる電話が頻繁にかかってきています!  だまされないように注意しましょう! 金沢区で発生した最近の手口って? オレオレ詐欺 電話で息子などを名乗り「トラブルを解決するためにお金が必要!」 預貯金詐欺 警察官などをかたり「キャッシュカードの交換が必要。キャッシュカードを預かります」 還付金詐欺 区役所職員を名乗り「還付金があるのでATMで手続きして」 だまされないために… 電話はすぐに取らない 在宅中でも留守番電話を利用! 詐欺の犯人は録音されることを嫌がります。 電話でお金の話が出たら切る! 一度電話を切って周りに相談しましょう! 怪しいと思ったらすぐに警察に相談!  問合せ:金沢警察署 電話:782-0110 申込みが必要です! 消防職員があなたのご自宅を防災訪問します! 住宅火災で亡くなる人の多くは高齢者です。 自分では気づきにくい火災危険などについて、消防職員が直接自宅に訪問し、お伝えします。 申込み 対象者:本人・家族が訪問を希望する高齢者を中心とした世帯 期間:随時受付中(原則、平日9時〜17時) 時間:15分から30分程度 方法:金沢消防署へ電話または窓口で申込みください 問合せ:金沢消防署 総務・予防課 予防係 電話・ファックス:781-0119