小柴貯油施設跡地利用基本計画 平成20年 横浜市返還施設跡地利用プロジェクト ここに小柴貯油施設周辺の航空写真があります。 1 旧小柴貯油施設の概況 接収年月日 昭和23年10月3日 返還年月日 平成17年12月14日 所在地  金沢区柴町、長浜、幸浦二丁目、並木三丁目 面積   土地 国有 511,859平米(97.3パーセント)         市有 4,746平米(0.9パーセント)         民有 9,600平米(1.8パーセント)      土地の合計面積 526,205平米        建物 727 平米 (国有)      水域 約470,000平米 地域地区等の指定 市街化調整区域、工業専用地域、工業地域、第1種住居地域、第1種中高層住居専用地域、第1種中高層住居専用地域、準防火地域、第3種風致地区、金沢産業団地地区特別工業地区 概要 34基のタンクがあり、航空機燃料が備蓄されていた。また、海上には、Aバース(大型タンカー用)と、Bバース(小型タンカー用)を含む制限水域が設けられ、長浜水路沿いにパイプライン(約 1,200m)が敷設されていた。 経過 昭和23年10月3日 旧日本海軍の施設が米軍により接収された。    昭和48年3月22日 米合同委員会において、金沢地先埋立に伴うパイプライン移設集約等について合意された。    昭和50年12月4日 昭和49年9月に着手したパイプライン移設工事の完了に伴う関係財産の引渡しを国に対して行った。    昭和52年2月24日 米合同委員会において、地下貯油タンク1基(通称18号 タンク)を施設内に移設することが合意された(国は昭和54年4月 移設工事完了)。    昭和56年10月13日 6号タンクが爆発し、火災が発生したが、市消防局消防隊と米軍消防隊との共同活動で消火された。    平成16年10月18日 米合同委員会において、一部(約10ヘクタール)返還の方針が合意された。    平成17年10月18日 日米合同委員会において、陸地部分全域と制限水域の一部(約4.6ヘクタール)の平成17年末を目途とする返還予告及び保持される制限水域に係る名称・使用条件の変更が合意された。    平成17年12月2日 小柴貯油施設の返還後の管理について国に要請した。    平成17年12月14日 小柴貯油施設の陸地部分全域と制限水域の一部が返還された。 1 旧小柴貯油施設の概況 現況 ○面積約53ヘクタールのうち約6割が斜面緑地となっています。 ○地下、地上合わせて34基のタンクが残されています。 ここに画像があります。  左側に旧小柴貯油施設周辺の斜面分布図があります。参考として、斜面の勾配と人の利用形態の関係を示した図と本牧市民公園の写真、計画対象地の崖線の写真があります。  右側に旧小柴貯油施設周辺の現況図があります。 画像の説明は終わりです。 1 旧小柴貯油施設の概況 標高 ○標高の最も高い地点と低い地点との差は約80メートルあり、起伏の多い地形となっています。 ここに旧小柴貯油施設周辺の標高コンター図の画像があります。 1 旧小柴貯油施設の概況 タンクの概要 ○29基ある地下タンクの内空体積は合計約46万立方メートルです。 ここに画像があります。 旧小柴貯油施設のタンク位置図とそれぞれのタンクの直径・高さ・内空体積・備考をまとめた表があります。 画像の説明は終わりです。 1 旧小柴貯油施設の概況 植生 ○動植物調査の結果、約1,200の種が確認されました。 ○現地の植生は以下のとおりで、コナラ群落が中心の林層となっています。 ここに旧小柴貯油施設の潜在自然植生図と現存植生図(夏季)の画像があります。 1 旧小柴貯油施設の概況 動植物 ○動植物調査では、上空を飛ぶオオタカやハヤブサが確認されたが、営巣は確認されていません。 ○その他に、文化財保護法や種の保存法に位置付けられている種は確認されていません。 ここに旧小柴貯油施設の動植物調査確認種をまとめた表があります。 1 旧小柴貯油施設の概況 水路 ○北側(C地区)の水路は、流量は微量で伏流箇所も多い小規模な水域で、サワガニやカワニナなどの生息が確認されました。 ○南側(D地区)の水路は、緩い流れのある溜まりで、サワガニ、カワニナやヘイケボタルなどの生息が確認されました。 ここに旧小柴貯油施設の水路位置図の画像があります。 2 旧小柴貯油施設の立地環境について 上位計画 ・‹旧小柴貯油施設は緑の七大拠点のひとつである「小柴・富岡」に位置します。 ・‹緑の七大拠点には、それぞれ大規模な公園が配置されています。 ‹・このような位置関係から、旧小柴貯油施設は緑の七大拠点「小柴・富岡」地区の拠点的な公園となる事が期待されます。 ・‹これまでに策定された跡地利用指針や水と緑の基本計画などの各上位計画では、旧小柴貯油施設の跡地利用の方向性として、緑の保全や公園整備が位置付けられています。 ここに画像があります。  ページ左側に各上位計画とそこで定めた方針をまとめた表があります。  平成18年6月 米軍施設返還跡地利用指針   ①緑のオープンスペース、市民レクリエーション空間   現在の緑豊かな自然環境を活用し、また、周辺のオープンスペースと連携して緑のネットワークを構築して、市民のレクリエーション空間を形成します。   ②魅力的な景観の保全   緑豊かで地形の変化に富んでおり、海への眺望や魅力的な地域景観を構成していることから、現在の地形を基本として土地利用を図ります。   ③広域機能の立地   横浜横須賀道路金沢支線や金沢シーサイドラインなど交通利便性を活かし、広域機能の誘導を図ります。  平成19年3月 横浜市米軍施設返還跡地利用行動計画   ○市が都市公園として整備します。   ○「開港150周年の森」として記念植樹等市民参加の森づくりを進めます。   ○首都圏の環境再生の拠点としての整備のあり方を検討していきます。  平成12年12月 都市計画マスタープラン(区プラン)   周辺の良好な緑地帯とともに、大規模な樹林地を未来に残し、広域避難場所を兼ねた公園や多目的運動施設など緑を生かしたオープンスペースとしての整備を図ります。  平成18年12月 横浜市水と緑の基本計画   ○斜面緑地の保全・景観の確保   ○自然体験や広域住民が交流できる空間形成の検討  ページ右側に緑の七大拠点の位置図があります。 画像の説明は終わりです。 2 旧小柴貯油施設の立地環境について 大規模公園の立地状況 ○既存の広域公園は緑の七大拠点内に整備され、各拠点を代表する公園となっています。 ○旧小柴貯油施設周辺には、既に4つの総合・運動公園が整備されています。 ‹・現在、横浜市内には4つの広域公園があり、緑の七大拠点のそれぞれの地区を代表する公園となっています。 ・‹旧小柴貯油施設の周辺においては、富岡総合公園、長浜公園、海の公園及び野島公園の4つの総合公園・運動公園が整備されています。 ここに横浜市内の広域公園について、名称・面積・概要・導入施設をまとめた表があります。 また、旧小柴貯油施設周辺の総合公園・運動公園について、名称・面積・概要・導入施設をまとめた表があります。 ここに広域公園・総合公園・運動公園位置図の画像があります。 2 旧小柴貯油施設の立地環境について 金沢区の公園等の状況 ○金沢区は、市の中でも公園が多く、旧小柴貯油施設の周辺には特徴ある公園が立地しています。 ‹・金沢区の一人当たり公園面積は13.6平米と、市平均の4.65平米を大きく上回り、18区中で最も高い数値となっています。 ・‹金沢区緑被率は31.8パーセントであり、市平均(31.0パーセント)並みです。 ・‹前頁のとおり、旧小柴貯油施設の近傍には、「富岡総合公園」、「海の公園」、「野島公園」、「長浜公園」など特徴ある公園が立地しています。 ここに小柴・富岡地区の「緑の七大拠点」の位置図があります。 ここに各区の1人あたり公園面積をまとめた表と平成16年の区別水緑率をまとめた表があります。 2 旧小柴貯油施設の立地環境について 交通基盤 ○高速道路出入口や鉄道駅が近傍にあり、比較的、交通基盤が充実した環境にあります。 ここに旧小柴貯油施設周辺の交通基盤状況を示した航空写真があります。 2 旧小柴貯油施設の立地環境について 防災機能 ○防災機能としては、広域避難場所や広域応援活動拠点とすることが想定されます。 ・‹平成18年度に国土交通省・農林水産省が実施した国土施策創発調査「首都圏郊外の新しい環境空間の創造方策と管理に関する調査」において、旧小柴貯油施設は、「平坦地が少ないため、広域レベルの防災拠点とするためには、造成など環境整備が必要」とされています。 ‹・地域レベルの防災拠点としては、立地環境から主に西柴地区や並木地区南部方面を想定した広域避難場所とすることが考えられます。 ‹・また、自衛隊・消防・警察の活動拠点となる「広域応援活動拠点」が各区3箇所程度指定されており、金沢区では金沢総合高校及び釜利谷高校の2箇所が指定されています。 ‹・今後、さらなる検討が必要ですが、広大な敷地を持つ旧小柴貯油施設を広域応援活動拠点として位置付けることが考えられます。 ここに画像があります。 金沢区の防災拠点等を示した位置図です。 画像の説明は終わりです。 3 市民要望について ○これまでの市民アンケート等では、現在の自然を保全して欲しいとの要望が主となっています。 ○周辺地域では、交通問題に対する関心を高く持っています。 〇金沢区米軍施設建設・返還跡地利用対策協議会の要望(要旨) ・跡地利用の早期具体化 ・土壌調査の早期完了および汚染物質や油泥が確認された際の適正処理 ・自然環境・緑の保全   現在の自然環境をできる限り残す計画とすること。 ・道路・交通対策   国道357号へのアクセス動線確保。   施設内の現況通路は公道化しないこと。   駐車場は、住宅地側では無く、南側の設置が好ましい。 ・公園計画   集客性が高い施設は不要。(海の公園や八景島があり、現在でも周辺道路が混雑しているため。)   部分開放などによる、公園の早期開放。   安全面を第一に考えたタンクの処理。(埋めることや、歴史的経緯を示すために存置することが考えられる。) ・区民意見の反映   計画策定の段階から住民の意見を聴くこと。   土地所有者の意向を十分に踏まえた計画とすること。 ○小柴米軍民有地対策委員会(民有地の地権者)からの要望 ・民有地を平坦部の土地と交換したい。 ○これまでのアンケートや市民の声事業における主な意見 ・土壌調査などをしっかり行って安全性をきちんと確認して欲しい ・現在の緑を保全して欲しい、自然体験の場として活用 ・防災機能の確保 など 4 公園のコンセプトについて ○公園計画の立案に際する基本条件を以下の通り設定します。 ○広域公園として整備 周辺には多くの総合公園・運動公園が整備されている一方、緑の七大拠点には各々広域公園が整備されており、交通基盤が比較的良好である事から広域公園として位置付けることが適当である。また、周辺公園においては、既に多くの運動施設が整備されており、それらとの役割分担を考慮した施設内容とすることが適当である。 ○緑の保全・創出 緑の七大拠点の中に位置していること、開港150周年の森として位置付けられていること、また、地元から緑の保全の要望が出されていることを踏まえ、既存の緑を保全し、更に植樹により失われた緑の回復を図る。 ○地下タンクの処理 安全性確保のため、原則として埋め戻し処理を行う。このためには、相応の費用を要すると予測されるが、地下構造物の詳細が不明であるため、具体的処理方法等について更なる検討が必要である。また、処理には長期間を要することから、上部利用計画には柔軟性が必要である。 ○段階的供用 地元の要望や長年に渡る米軍使用の経緯を踏まえ、整備が完了した部分から順次供用を図ることが必要である。 ○交通対策 周辺住宅地への影響をできる限り少なくするため、駐車場は住宅と近接していない南東側に設置することが好ましい。また、幹線道路からの円滑なアクセスを検討していく必要がある。 ○都市農業との連携 都市農業振興の観点から、隣接する柴シーサイドファームとの連携を視野に入れる。 4 公園のコンセプトについて ○米軍施設跡地利用については、「横浜から始める首都圏の環境再生」を大テーマとしています。 ○公園整備において、環境をキーワードとして展開が可能な機能は以下の通りです。 ○この中から、周辺の公園立地状況や社会情勢を考慮し、緑の保全・創出をはじめとした地球環境対 策をメインコンセプトとします。 ここに画像があります。 公園において展開可能な環境・機能・具体的な導入機能例等で分類したツリー図です。 画像の説明は終わりです。 4 公園のコンセプトについて ○「低炭素社会の形成に向けて人々が行動変容を起こすきっかけの場づくり」を目指して、以下のようなコンセプトで公園整備を進めます。 公園計画の方向性 ①金沢本来の自然を保全・再生した、自然散策空間  現状の緑を保全しつつ、金沢本来の植生を再生し、自然散策空間として活用する。 ②周辺の緑との連携を生み出す開港150周年の森  周辺の公園や緑地等と連携し緑の七大拠点のひとつである「小柴・富岡」地区内の、緑の軸を強化するとともに、公園内の緑の連続性を確保するため、整備の進捗に応じながら植樹等により失われた緑を回復し、公園全体として「開港150周年の森」を造り上げる。 ③温暖化に配慮した生活の体験・学習の場  環境配慮意識の高いライフスタイルの体験や学習など、人々の行動変容を図る場を形成する。 ④環境共生型の生活体験空間  我が国の自然共生の智慧と伝統を再興し、現代人が体験・継承できるような施設・空間の導入を図る。 ⑤自然エネルギーの積極的活用と防災機能の確保  公園内で消費するエネルギーを確保するとともに、汚水処理など園内活動によって排出されるCO2をオフセットするため、太陽光発電等の自然エネルギーを積極的  に導入する。また、それを活用した新たな防災空間の形成を目指す。 ⑥リサイクルパーク  園内施設に積極的にリサイクル製品を導入する。 その他計画に際して必要な視点 〇地域や地権者の意見の尊重  長年に渡る米軍使用の経緯を踏まえ、金沢区米軍施設建設・返還跡地利用対策協議会など、地域や地権者の意見を尊重することが重要である。 〇市民参加による公園づくり及び記念植樹  市民参加を基本とした公園づくりを行い、市民の公園であることの意識醸成を図る。また、公園(開港150周年の森)整備のスタートとして、市民参加による記念植樹の実施を目指す。 〇市民参加による既存樹林地の保全  既存の樹林地については、市民参加による適正管理を行う。整備段階から積極的に市民参加を仰ぎ、その力を維持・管理段階に繋げていく。 〇次世代へ繋げるストック機能の確保  市域に53ヘクタールもの未利用地が残されていること自体が市民の財産であり、将来への余地を残しながら整備を進め、時代の要請に柔軟に対応する。 〇都市農業との連携  隣接する柴シーサイドファーム等との連携方策を検討する。 5ー1 全体ゾーニング ここにゾーニング図の画像があります。 市民による植樹など、できる限り市民の手づくりによる公園づくりを目指します。 〇自然エネルギーの積極的活用と防災機能の確保  風力や太陽光発電など自然エネルギーを積極的に導入します。また、自然エネルギーを活用した防災機能を確保します。 ここに画像があります。 風力発電の風車と太陽光発電のソーラーパネルの写真です。 画像の説明は終わりです。 〇周辺の緑との連携を生み出す「開港150周年の森」  植樹により、失われた緑の回復を図り、周辺緑地等と連続した緑の軸を形成します。 〇金沢本来の自然を保全・再生した、自然散策空間  既存の緑を保全しつつ、金沢本来の自然が再生された森で、自然観察や散策を楽しむことができます。 ここに画像があります。 自然の中の散策空間の写真です。 画像の説明は終わりです。 森に囲まれた広場を設けます。 ここに画像があります。 公園の広場の写真です。 画像の説明は終わりです。 〇リサイクルパーク  園内にはリサイクル品を積極的に採用します。 平らな地形を活かした広場空間の整備を行います。オープンスペースとする事によって、防災機能を確保します。 ここに画像があります。 公園の広場の平らな地形の写真です。 画像の説明は終わりです。 〇温暖化に配慮した生活体験・学習の場 〇環境共生型の生活体験空間 タンクの処理を行いながら、「環境」をテーマにして整備を進めるゾーンです。 駐車場などを設置します。 ホタルの棲む流れを活かした水辺環境づくりを行います。 ゾーニングの画像の説明は終わりです。 5ー2 緑の回復エリア ○植樹により失われた緑を再生し、緑の軸の強化や緑の連続性の確保を図ります。 ○開港150周年を迎える平成21年に、森づくりのスタートとして市民参加による植樹イベントを実施できるように調整を進めます。 ‹以下のような視点から敷地内に植樹を行い(右図の濃緑部分)、緑の再生を図ります。 ・周辺の公園や緑地と一体となって連続した緑を創出する。 ・旧小柴貯油施設内においても、緑の連続性を確保しながら、全体として「開港150周年の森」を形成する。 ・敷地際の緑道と一体となって、緑の軸を強化する。 ‹これによる植樹面積は、合計で約6ヘクタールになります。(園路などの部分も面積に含まれます。) ここに画像があります。 旧小柴貯油施設周辺の位置図に植樹の考え方を示した図面です。 画像の説明は終わりです。 ・‹旧小柴貯油施設においては、公園整備の進捗に応じて植樹等による緑の回復を図りながら、公園全体として「開港150周年の森」を形成します。 ・‹開港150周年を迎える平成21年に、森づくりのスタートとして市民参加による植樹イベントを実施します。 ‹・現地が国有地であるため、植樹イベントの実現に向けて、引き続き国との調整を進めます。 ここに画像があります。 物理的に21年の植樹が可能なエリアとタンクの処理等を行った後に植樹を行うエリアを示して記念植樹実施候補地をまとめた図面です。 画像の説明は終わりです。 6 動線計画 ○長浜水路沿いの跡地を利用した歩行者動線の検討を行う。 ○その他については、基本的に現況動線を活用する。国道357号からのスムーズなアクセスが今後の課題である。 ここに画像があります。 ページ左側に広域の周辺交通動線を示した地図、ページ右側にその一部を拡大した地図があります。 画像の説明は終わりです。 7 整備・供用の考え方 ○公園の供用は、大きく3期に分けて進めます。 ・‹早期開放を図るため、第1期地区は、比較的整備が容易な並木団地側の平坦部とします。第1期地区内に駐車場や管理棟など基本的機能を導入します。 ‹・第2期は「谷戸と水辺のひろば」から既存樹林地に至る区域とし、自然観察や森林散策など、自然環境に関する部分の供用を図っていきます。 ‹・第3期は、タンクの処理などに時間・費用を要することが想定されるため、タンクの跡地を中心としたエリアとします。 ・‹第2期や第3期地区において、タンクの処理や樹林地の整備などは、整備等に長期間を要すると想定されます。従って、整備については、3期に分けることをせず、当初から、必要な工事を適宜進めていきます。 ここに画像があります。 ‹旧小柴貯油施設を供用時期ごとに区分けしたエリア(第1期・第2期・第3期)を示した図面です。 画像の説明は終わりです。 8 今後のスケジュール ○土壌調査の進捗を踏まえつつ、国有財産地方審議会や都市計画を経て整備に着手します。 ○適宜、市民の意見を伺いながら、検討を進めていきます。 ここに画像があります。 今後のスケジュールを図にした画像で、時系列順だと以下の通りになります。 平成17年12月 返還施設の跡地利用に関する提言(横浜市変換施設跡地利用構想検討委員会) 平成18年1月から3月 市民意見募集 平成18年6月 米軍施設返還跡地利用指針 平成19年1月 横浜市米軍施設返還跡地利用行動計画(案) 平成19年1月から2月 市民意見募集 平成19年3月 横浜市米軍施設返還跡地用行動計画 平成19年11月から防衛省による土壌調査の実施 同時並行で基本計画・実施計画の検討 平成20年5月から6月 市民意見募集 基本計画・実施計画の検討中に市民意見募集 その後財務省による国有財産地方審議会、都市計画の手続き、平成21年度150周年記念の市民植樹、設計・工事 ただし、現段階での想定であり、実際の手順とは異なることもあります。 画像の説明は終わりです。