広報よこはま15ページ OPEN YOKOHAMA 2024(令和6)年2月号 No.900 〇ランタンオブジェを巡ろう! 横浜春節祭2024 開催  春節は、旧暦の正月を祝う中華の伝統文化行事です。2024年の旧正月である2月10日に合わせ、伝統工芸の「巨大ランタンオブジェ」が横浜中華街のほか、横浜ベイエリアの主要駅、商業施設など32か所のスポットに設置されます。「西遊記」や「三国志」など日本でも馴染み深いテーマをモチーフにした、美しい発色で華やかに光り輝くランタンオブジェをぜひご覧ください。  期間中は、特典がもらえるデジタルスタンプラリーや、商業施設等で使えるクーポンの配布※、春節祝賀と能登半島地震の災害早期復興祈願の獅子舞演舞なども開催します。イベントが盛りだくさんの横浜春節祭2024をお楽しみください。 【期間】2月1日(木)〜24日(土) 【ランタン設置場所】横浜中華街、山下公園、横浜公園、大さん橋国際客船ターミナル、横浜赤レンガ倉庫、横浜ハンマーヘッド、市役所、新横浜駅、羽田空港ほか ※デジタルクーポンを2月1日からウェブページで配布するほか、クーポン冊子を2月中旬から観光案内所、市内商業施設等で配布 詳しくはウェブページを確認してください。 春節祭の見どころなど、より詳しい内容は「広報よこはまPlus」をご覧ください。 【問合せ】横浜中華街発展会協同組合 2024春節実行委員会 電話045-662-1252 ファクス045-211-0593 〇よこはま彩(さい)発見 vol.14 海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ都市横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。 今回は横浜の輸出工芸についてです。 「ヨコハマの輸出工芸」  横浜市歴史博物館 学芸員 小林 光一郎  横浜では、幕末期の開港とともに、文字通り「港を開く」ことで海外との貿易が始まり、日本から工芸品や美術品も多く輸出されるようになりました。その後、工芸品などの輸出が増えるに従って、欧米人の好みに添うような形や文様といった工芸品が制作されるようになり、運搬などの手間の省ける横浜で制作が行われるようになりました。  本展示では、そんな輸出工芸品の中から、横浜眞葛焼、横浜芝山漆器、横浜彫刻家具、横浜輸出スカーフの四つに着目し、その歴史の一端を概観します。 「Makuzu ware」として欧米の陶磁器製品に影響を与えた横浜眞葛焼や、「芝山象嵌(ぞうがん)」というレリーフ状に盛り上がって装飾された横浜芝山漆器、社寺建築に見られる彫刻の技法を取り入れ、輸出だけでなく横浜居住の外国人邸宅でも使われた横浜彫刻家具、世界のスカーフ生産の約60%を占め、意匠保護のため日本輸出スカーフ製造協同組合がサンプル提出を行わせていた時代の横浜輸出スカーフなど、海外において評価され、かつ、国内の残存数が少ない資料をご覧になれます。  横浜を冠したこれらの資料を一堂に見られる貴重な機会です。各資料がもつ美しさやデザインなど「世界に通じる魅力」を感じていただければと思います。 さらに詳しい話はウェブページをご覧ください。 ウェブ版では抽選で読者プレゼントあり ◆横浜市歴史博物館(有料) 企画展「ヨコハマの輸出工芸」は、2月3日(土)から3月10日(日)まで開催。 【交通】市営地下鉄「センター北」駅下車、徒歩5分  詳しくはウェブページを確認してください。 【問合せ】横浜市歴史博物館 電話045-912-7777 ファクス045-912-7781 〇野毛山動物園リニューアルの先行整備に伴い、ふれあいコーナーはお休みします 期間:3月13日(水)〜当面の間 ※再開時期は、決まり次第ウェブページに掲載します。 【問合せ】環境創造局動物園課 電話045-671-4124 ファクス045-633-9171