広報よこはま2ページ OPEN YOKOHAMA 2024(令和6)年2月号 No.900 〇横浜だからできる!子どもたちの可能性を広げる実践教育  横浜市では、「自ら学び 社会とつながり ともに未来を創る人」の育成を目指し、多様性を尊重した教育を推進しています。新しい時代を生きる子どもたちの成長を支える、横浜の最新の教育、学校生活を紹介します。 ■横浜市が目指すグローバル教育 ◆国際理解を深め、平和を考える横浜だけの取り組み よこはま子ども国際平和プログラム  国際平和に対する意識を高めるとともに、その大切さを広く世界に呼びかけるため、1986年(昭和61年度)より実施しています。国際社会で自分たちのできることを実践しようとする姿勢を育てます。 ◇毎年約4万人が参加 よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト  約4万人の応募者の中から予選会を勝ち抜いた小学生20人、中学生18人の合計38人が、7月に開催された本選に出場。「国際平和のために 自分がやりたいこと」をテーマに、熱い思いを発信し、小学生2人、中学生2人が市長賞を受賞しました。 令和5年度 4月:校内予選(4万人) 6月:区予選 7月:市本選(38人) <市長賞 小学校の部> ・品濃小学校6年生 吉田 愛さん 「知ることで自分を変えよう」 ・盲特別支援学校6年生 島田 優心さん 「広がるといいな、優しい心」 <市長賞 中学校の部> ・森中学校3年生 大野 瑞葉さん 「僕」 ・日吉台西中学校3年生 佐々木 春樺さん 「『お節介』を広めれば」 4人のスピーチ動画はウェブページからご覧ください。 ◇子ども実行委員・子どもピースメッセンジャー  スピーチコンテストに出場した38人は、子ども実行委員に委嘱され、国際平和に関わる活動を行っています。 <活動内容> ・ユニセフハウスなど国連関連機関への訪問 ・ユニセフ協会の諸活動への協力 ・国際平和募金呼びかけの動画の作成など  委嘱式(8月)  国連本部での対談(10月)  ユニセフ訪問(11月)  街頭募金(12月)  市長賞を受賞した4人は、子どもピースメッセンジャーとしてニューヨークの国連本部を訪問し、国連機関関係者との対談、国連国際学校への体験入学や交流などを通し、平和への願いを世界に発信しました。 【訪問期間】令和5年10月15日(日)〜22日(日) 【問合せ】よこはま子ども国際平和プログラム実行委員会事務局 電話045-671-3588 ファクス045-664-5499